矯正歯科

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矯正治療とは

当院では、毎月第2日曜日に矯正の専門医の先生にお越しいただき、矯正治療の相談や治療を行っております。(相談は無料です。)スケジュールにつきましては変更もありますので、ご来院の際はお電話などでご確認ください。

治療の流れ

STEP1:初診相談

お口の中の状態をチェックして、おおまかな治療方針や料金、期間、装置などについて説明いたします。歯並びで気になることがあれば、この機会にどんどん質問してください。

STEP2:検査

当院での治療を希望されたら、診断に必要となる口腔内の写真やレントゲンを撮影し、歯型を取ります。必要に応じてカウンセリングも行ないます。

STEP3:診断

検査結果から診断を行ない、先の見通しを立てた上で、患者様のご意見・ご要望も取り入れながら治療方針を決定します。

STEP4:矯正治療の準備・前処理

矯正治療を始める前に、むし歯や歯周病を予防するためにブラッシング指導やクリーニングを行ないます。歯並びや噛み合わせの関係で抜歯をすることもあります。

STEP5:矯正治療

実際に装置をつけて歯を移動させる治療を開始します。患者様にはひと月に1度ご来院いただき、矯正装置の調整を行ないます。

STEP6:保定

歯の移動が終わったら、歯列を安定させるために保定装置(リテーナー)を装着します。2~6か月に1度ご来院いただき、経過を観察します。

小児矯正の場合

お子様の場合は、矯正の開始が早ければ早いほど歯が動きやすいと言えます。小児矯正の場合は、顎の骨格を広げる装置を装着していただくこともでき、そうすれば抜歯をすることなく永久歯をきれいに並べられる確率も高くなります。

そのため、永久歯がすべて生えそろう小学校高学年くらいまでに相談していただくことがおすすめです。相談料は無料となっておりますので、お子様の歯並びが気になる場合は是非一度ご相談ください。

矯正治療のメリット・デメリット

メリット

  • 歯並びが良くなり、見た目が良くなるだけでなく、歯磨きがしやすくなる
  • むし歯・歯周病予防になる
  • 咀嚼機能が改善する

デメリット

  • 費用や時間がかかる
  • 装置をつけている間は見た目が気になる
  • 歯が動くときに多少の痛みを感じることがある

矯正治療をしたほうが良いパターンとは

前歯の噛み合わせが逆になっている

前歯が突き出ている

下のあごがずれている

歯と歯の間にすき間があいている

生えていない歯がある


下あごの過成長など、あごのバランスが悪い場合は、外科手術が必要となりますので、大学病院や基幹病院に紹介させていただきます。

矯正治療で使用する装置の種類

マルチブラケット装置(D.B.S) おもに永久歯に使用する装置です。(部分的に使用する場合もあります)。
前歯には透明なプラスチックブラケットを使用しています。
ワイヤーはやわらかいワイヤーを用いて、少しずつ無理のない力で歯を動かしていくので、痛みなどの違和感を極力押さえることができます。
ヘッドギア 歯を移動させる際の固定源として、就寝時のみ使用することがあります。
顎間ゴム 上下の歯に小さなゴムをかけて、上下の歯列を噛み合わせます。食事の際には取り外します。
保定装置(リテーナー) 治療後に、歯を支えている骨が安定するまで使用します。
歯の裏側に細い針金を接着する固定式と、食事の際には取り外すことのできる可撤式があります。
拡大装置 2~4週間、毎日ネジを回すことにより、左右の奥歯を支えにして上顎骨を拡大する固定式の装置です。
通常、成長期に使用し、骨からの拡大を確実に行なうことができます。
急速拡大装置と緩徐拡大装置の2種類があります。
リンガルアーチ(固定式)・リンガルプレート(可撤式) 特定の歯を裏側から動かすときに使用します。
F.K.O おもに成長期に、顎の成長をコントロールして、骨格性の問題を解消する装置です。
取り外し式で、おもに就寝時に使用します。